そういえば、鳥たちについてしばらく書いていなかった。
相変わらず、いつもの3羽は仲良く現れるが、最近もう1羽増えた。
鳩だ。どうも“ハト”というのはいつだったかの総理大臣以来、印象が極端に悪い。おっと!
ともあれ、こいつは人慣れしているせいか、かなり近くまでやってくる。そして長居するのだ。
昨日、試しに部屋の中にパンを置いてドアを開けてこっそり見ていたら、少しのぞいていたが、ちょんちょんと中に入ってきて食べていた。
それも結構長い間、そして奥のほうまでやってきたのだ。
他の鳥では決してそんなことはない。
ちょっとばかし図々しいといえばそう言えないこともないし、他に比べて図体がでかいので、もしかしたら他が恐れて出てこなくなるかもしれない。
しかし、餌をまけば必ずどこからともなくやってくるし、完全にこの場所を覚えてしまったようだ。
来年もやってくるだろうか。とっつかまえて目印でも付けておこうかな…なんちゃって。
そう思っていたところにまた別な鳩もやってきた。ところが元からいた鳩がそいつを追っかけ回して追っ払う。
気まぐれかな、と思いきやそんなことが何度も繰り返される。俺が見つけた貴重な場所だ、とでも言いたいのだろうか。
やっぱり部屋の中までおびきよせ、とっつかまえて「こりゃ大変」と思わせてみようかな。
それでもいつもの3羽は代わる代わる出てきて平和に共存している。鳩も彼らには敵対心は抱かないのでこのままにしておこう。