2018年春 アイルランドの旅 6

今日は310日土曜日。雨だ。この雨は一日中降り続きそう。

夕方からキアラン君の友人が2人来てここで食事して、多分飲みに出かけると思う。

お酒をわざわざ外に飲みにいく習慣のない僕には勿体無いと思ってしまうが、行けばまた他の人にも会えるし、それはそれで彼らには楽しいことなのだろう。

ともあれ、彼らが来るまでに今日やるべきことを済ませておこう。

一つは庭の手入れだったが、これでは今日は無理だろう。

裏庭で雨の中、3匹のウサギが追っかけっこをしている。

昼少し前にキアラン君の仕事仲間のアイリーンという女性が、僕らも会ったことがあるので「こんにちは」を言いに来た。

たくさんのパンとスコーンを持って。

話は止まらずもちろんそれらが今までの中でもかなり美味しい物だったので、尚更のこと話が弾んだようだ。

甘いものを沢山食べたら今度は辛いものが食べたくなったので、少しミートソースを作って食べた。

何と言っても食料品の値段の違いで、それはアメリカでも一緒だが、野菜も肉もパンも、ものによっては日本の5分の1くらいなので気軽に買ってしまうし、気軽に作って食べてしまう。

昨夜立ち寄ったコーヒー屋のミディアムカップは片手では持てないくらいの重さだし、やっぱり白人種は大きくなるわけだ。

あ、陽が差して来た。キアラン君、勇んで庭の手入れを始める。

かと思ったら、急にヘアーカットに行くと言って出かけて行った。どこまでも独り者の気楽さだ。

ヘアーカット5分、話30分。それくらいの割合だろう。アイリッシュとしては。

夜8時、キアラン君の友人が二人、ワインやビール、チーズなどを持ってやって来た。ナイルとコルム。ナイルに赤ん坊が生まれたので

そのお祝いらしいがなんで男3人がそのお祝いをするのか、不思議だ。

この3人、去年のキアラン君の誕生日の時も一緒だった。

今日は何時まで飲むんだろう。

10時頃、フランスに一緒に行ったキリアンとブライアンがやって来てみんなで少し音楽を楽しんで、それから彼らは飲みに出かけた。

別にここでこのまま飲んでもいいと思うが、僕にはよく分からない。

静かになったのでゆっくり寝ることにする。