クロウハンマー・バンジョーのアルバムを聴く

BOMでも過去に紹介されていた、1965年カウンティ・レーベル発表のアルバムで、スクラッグス・スタイルのフォギー・マウンテン・バンジョーと並ぶクロウハンマー・スタイルの「バイブル」だ。

よっぽど好きでないとずっと聴いていられるものではないかもしれないが、バイブルである以上一度は耳を通す必要がある。

Wade Ward, Tommy Jarrell, Kyle Creed等の録音が聴ける。

確か3枚ほどシリーズで出ていたような気がするが。

クロウハンマー・スタイルは素朴だが突き詰めていくと結構難しい。

中指(人差し指の人もいる)と親指だけで解決させなければならないため、自分でメロデイを作りだす時には、やはり基本的なメロデイに出来る限り忠実にしなければならない。

そんなところが非常にアイリッシュと近い。

アイリッシュのいわゆる「バイブル」もよっぽど好きでないとずっと聴いていられない、というのと一緒だ。

もし興味があったらClawhammer Banjo Vol.1 Vol.2 Vol.3とあるはずなので聴いてみても面白いかもしれません。