韓国ブルーグラス

今日のBOMニュースで韓国のブルーグラスバンド「カントリーゴンバン」という見出しを見つけた。

それですぐ渡辺三郎君にメールしてしまった。

以前にも(2017年3月)韓国にキアラン君と出向いた時に書いた話だが、僕は韓国のブルーグラスの発祥ということには少なからず関わっている。

1974~5年頃、韓国ヨーデルの国民的シンガーだったキム・ホン・チュル君が何故か日本に来て、京都を訪れ、僕らと出会った。

本当に何故かはさっぱりわからない。

当時、破竹の勢いであったナターシャーセブンの坂庭君と僕の演奏を聴いたキム君「コリャ面白い」(しゃれではない)と思ったか…どうか…。

短い滞在を終えて国から便りが届いた。「ブルーグラスバンド始めたよ」

勿論、キム君のヨーデルもフィーチャーされたものだった記憶がある。そして彼がバンジョーを弾いていた記憶もある。

彼はスイスにもヨーデル留学(そんなものがあるかどうかは分からないが)をしていた本格的シンガーだ。今でも活躍している。

カナダにいるのかな?一時韓国に戻ったようだが。

とに角2017年に行った時、ブルーグラスバンジョーを弾いている、という女性が「キム君は韓国のヨーデルの父でもあるけど、ブルーグラスの父でもあります」という主旨のことを言っていた。

今回BOMに登場していたバンドはすでに3世代ほど後の人達だが、もしかしたら国民的シンガーだったキム君のことは知っているかもしれない。

なんか世界的な繋がりと時の流れを深く感じてしまった。