Irish Musicその163

All Young     (American tune)

これは出処について確証はないが、アメリカン・オールドタイム・チューンだと云えるだろう。比較的覚えやすく綺麗にメロディック奏法を作れるので僕もクロウハンマーバンジョー教室で教材にさせてもらった曲だ。初めてこの曲を聴いたのは誰の演奏かもう覚えていないが、6分ほどの長さだった。AパートとBパートだが、Bパートの繰り返しは無く、非常にシンプルだ。しかしこれを6分もやっていられるのがさすが白人だ。日本人だったらしらけてきてしまう。なので、この後で何かくっつけたほうが良さそうだ。しかし、オールドタイムではその方式はなかなか取ることは少ない。また、キーはGmなのだが、伴奏はGmajを弾く。これがなんとも気持ちがいい。いわゆるモーダルサウンドの最たる感覚だ。