オリンピックが始まった

問題だらけのオリンピックが始まった。もう後戻りはないので、取りあえず邪魔するような行為は止めよう。

しかし、いろんなことが起きた上にコロナ…よく開催を決断したものだ。

いや、決断したわけではないだろう。IOCやアメリカのテレビ局に尻尾を振っただけかな。

首相をはじめ、日本のあのオリンピック関係者が決断を下すとは思えないからだ。

田中均氏が、説明しない、説得できない、責任を取らない、の3S政治だと言っているが、前首相から引き継がれている手法だ。

それに嘘が加わる。最悪だ。

最悪と言えば、今回解任された人の問題。

これ、世界をみた事の無い人がよく軽い気持ちで犯す大きな間違い。

僕はアメリカに住んでいた時、日本に帰ってくると「うわ!」と思うことが良くあった。

それはあからさまに「ヘイト」とか云うものでなくても、あ、それ、云わないほうがいいんじゃない?という事なんかがよく有った。

多分、アメリカなんていう多国籍の国では自然と身に付くことかもしれない。

日本人は広い意味での国際化をまだまだ考える必要があるだろう。

話変わって、ブルー・インパルスが飛ぶのを多くの人が詰めかけて観たようだが、ステイホーム、ソーシャルディスタンスはもう吹っ飛んでしまったようだった。

雲がかかってしまって、場所によってはよく見えなかったようだが、確かにあれは興奮する。

カリフォルニアではコロンバスデイにブルー・エンジェルスが飛ぶ。

大轟音と共にビルの谷間を低空飛行して、車のアラームをことごとく鳴らして、ゴールデンゲートブリッジをくぐる。

頭の上を轟音と共にブルーと黄色の機体が飛び去って行くとき、パイロットのヘルメットが良く見える。それほど低いのだ。

ベトナム人のシェフが叫び声をあげながら耳を塞いでうずくまっていたのを想い出す。

さて、開会式も一応少しだけテレビで観た。

選手たちには本当に気持ちよくプレイさせてあげたいが、とに角、仕切っている連中が良くない。

パンデミックの初期「中国が発生源とは考えられない」などと発言したテドロスに「石橋を叩いて渡る」なんて演説する資格があるのだろうか?

「私は主催者ではない」などと言って責任逃れするような奴に「言語道断」なんていう資格があるのだろうか?言語道断なのはあんただ!と突っ込みたくなる。

オリンピック期間は間違いなく、観戦しなくても感染が広がるだろうが、選手だけは(だけは、というわけではないが)少なくとも選手たちにはのびのび頑張ってほしいものだ。