僕は昔からテレビのCMというものをいろいろ分析するのが好きだった。
今、家に居る機会が多くなり、何気なしにテレビを点けることも多くなった。
また、政治家がボロ出していないか、とか…でも顔が出たら一切見ないか、すぐ他のチャンネルに変えるか。
CMはなかなか楽しい。
ラクテンモバ~イルという耳障りなものには思わず「うるさい!」と怒鳴ってしまいたくなる。
「どうしたの?大丈夫?」「うん、大丈夫」「だったらシジミがいいわよ」これやり取りとして成立していないような気がする。しかし、これについては「朝からお弁当」というバージョンがあるので、ま、それにしても脈略のないところでカットしてしまうのもどうかな?
アメリカで観たCMでとても面白かったのは、ロックバンドのボーカルが最後の曲で「サンキューシカゴ!」と叫んだとたん客席が凍り付く。
シーンとした会場で後ろからベースマンが耳打ち「シカゴは昨日」
このCMは航空会社のもの。「Do You Wanna Get Out?」という一言だけが最後に入る。
ピーナツバターを犬にあげると、口中にひっついて犬がず~と困っている。それだけだが最後に「Got Milk」という字が入る。
汽車で出ていく女性。走り始めた汽車に「本当に行ってしまうのか?」と叫ぶ男。
女性は蒸気機関車の音がうるさくボードで返事を出す「行かなければいけないの」男は更にスピードを上げた汽車を追って彼女だけを見つめて走る。
女性が「Pole」というサインを送る。男は「?」と思いながらも女性を見つめたままひたすらホームを走る。
そして思い切り柱に正面衝突。これは保険会社のCMだった。
最近の日本で一番気に入っているのはIndeedの女性と斎藤工のやりとり。
「すごく順位とか気にするよね」というあの云い方がものすごく気に入っている。あの女性、かなり絶妙な演技をする人だ。
また斎藤工の表情がいい。フラフープ版も気に入っている。
もちろん、昔で言えば桃屋とか今でもやっているタケモトピアノとかは絶品だ。
想い出せばもっとあるだろうけど、こんなところにしておこう。
テレビに向かって文句を言ったり、話しかけたりっていうのはボケの第1歩という人も近くにいる。
でも、ワクチン2回打ったから大丈夫、と言って5人で会食したアホな政治家のことがさっきニュースで取り上げられていた。
どこまでアホなんだろう、あの人達。
おっと、テレビを消した方がいいかも。