ここ最近、テレビをつけることがほとんどなくなった。
勿論、電気代の節約もあるが、あまりに馬鹿げている企画が多すぎるからだ。
それでもニュースは見るが、ある一定の時間を過ぎるとほとんどが食レポになるので、よっぽど興味が湧かない限り消してしまう。
あ、それとドジャースやっているかな?と思ってつけてみることはある。
また山本が打たれている。大谷、今日は全然だめだなぁ。観るの止めよう…とか。
後はBSなどで時々興味深いドキュメンタリーを観たり。
中にはとてもためになる企画もあるし。
知らなかったことや、あらためて確認できることなど、たまには良いものだ。
しかし、もう何度もおなじことを書いているかもしれないが、飢えた子供たちや、血まみれで運ばれている人たちの映像の後で、芸能人が食べて食べて食べつくす!なんていう番組の宣伝を見てしまうと、正直「バカか、こいつら」とか思ってしまう。
あの大食いの企画だけはもう止めてほしい。
別に観なければ問題ないか。
しかし、日本人の7~8割は芸能人が美味しいもの食べているのを観るのが好きなのかなぁ。
それに、一般の人にしても自分がなにか食べているところを動画に撮って他人に見せている神経がよくわからない。
ま、世の中の動きと共に人間の感性も変わってきているのだろうし、一概に毛嫌いもできないのだが。
小学生の頃、初めて家にテレビが来た時のワクワク感はよく覚えている。
それまでは街頭テレビで…いや、何を見ていたのかは覚えていない。
近所のお米屋さんの軒先で相撲をみたような覚えもあるような、無いような…。
ビートルズの来日時は数人の友達が僕の家に集まって食い入るように画面を観ていた。
あんまりよく見えなかったが。
アポロ11号、月面着陸の時も興奮してみていたなぁ。
そう言えばこんなジョークが有った「アポロ13号はフォレスト・ガンプが操縦してたんだ!じゃぁ問題が起きても仕方ない」
話がそれたけど、以後、中東の戦争はテレビでオンエアーされるまでになったし、9・11は日本の人達が映画の宣伝かと思ったらしい。
これからも日本のテレビ業界は今の様な感じでいくのかなぁ。
まぁ、何も考えなくていい、というコンセプトなら今のままでいいか。