クリス・クリストファソンが亡くなった。
彼の名前、アメリカではクリストオファソンと云わなければ通じない。
通じないわけでもないのかな?日本人に慣れている人なら分かるかもしれないが、かなりはっきりとクリスト・オファソンみたいに言わないといけない。
何はともあれ、僕は誰かが「カントリーシンガーで好きな人は?」と尋ねたら、迷うことなく彼の名前を言っていた。
といえども、彼の作品や歌を良く知っているわけではない。
映画俳優としての彼が大好きなのだ。
Convoyなんかめちゃくちゃかっこ良かった。
さて、京都から戻ってきて友人が教えてくれたことだったが、ふと、一昨日の昼下がりコンサートを思い出してしまった。
僕はドクターサウンドの小林君と二人で進ちゃんにギターを弾いてもらって、恒例の「フォギー・マウンテン・ブレークダウン」をやり、その後「コーちゃん」を呼んで「川下りブラックジャック」を演奏し、そしてその後、僕が選んだ歌は「ミー・アンド・ボビーマギー」だったのだ。
これは高石さんの素晴らしい訳詞の中でも1位2位を争うくらいに好きなものだった。
そこでクリストファソンの話をした。
この歌の出来た経緯などの話もした。
なんという偶然だろうか。
今は亡き高石さんの素晴らしい詩とクリストファソンの素晴らしいメロディと…。
時差があるのでアメリカではまだ27日だったのかなぁ。その辺、深く考えると頭が痛くなるので、取りあえず、そんな時にこの歌を選んで歌った事に我ながら驚いてしまった。
そしてボビー・マギーなる人物はある作曲家の秘書であった、という事。
その作曲家が作ったと云われる彼の名曲を最後に演奏して終わった。
偉大なシンガーだった。
Highwaymenも凄かったなぁ。
また一人逝ってしまった。