読書はほとんどしない。
かといって、中学生の頃はパール・バックの「大地」(結構な大作で聞き慣れない人物の名前を覚えるだけでも苦労した)や、スタインベックの「怒りの葡萄」ヘミングウェイの「老人と海」など、ま、数えきれるほどの読書は経験した。
後年、立花隆の書いた「宇宙からの帰還」これは、常に持ち歩いていたくらい好きな本だった。
なぜ、急に本のことを書き出したのかというと、ある人…いや、別に「ある人」という必要はない、
フリージャーナリストの土屋康夫さんから一冊の本をいただいたからだ。
これは、彼、土屋氏が3年余りをついやして作り上げたもの。
タイトルは「うたは心のパンである」
他ならぬ、高石ともやの生涯をあらゆる側面から取材を、繰り返し繰り返し、書き綴ったものだ。
詳しい内容に関してはここでは書かないが、是非みなさん手に取って読んでほしい一冊。
もう3年目にもなろうとしている。
時の流れは歳と共に早くなっていくようだ。
何故なんだろう、同じ24時間、360日余り…なのに。
桜を楽しんでいたかと思えば、近頃は生存が難しいほどの夏になり、せっかくの秋はあっという間に去っていき、そして凍えるほどの冬が来る。その繰り返し。
そんな繰り返しの中でどれほどの出会いと別れがあったのだろうか。
この本は、そんなみなさんと高石氏を再びつなぎ合わせてくれるであろう。