7月29日 朝のうち少し雨、その後晴れ。
エニスに向かう。
8時半頃から“オキーフス”というパブでセッションがあるらしいのででかけてみた。予定ではフルートのジョン・リンがホストのはずだが、アイルランドらしく、9時をまわっても誰も現れない。
ただ一人だけ暗そうな男がフィドルを持って来たので、セッションがあるのか尋ねると「うん」とだけ答えた。
そうこうしている間に見たことのある人物が入ってきた。ニーヴ・パーソンズだ。そしてニーヴとずっと一緒のギタリスト、グラハム・ダンも一緒だった。
もう一人再会を祝す人物に出会ったわけだ。
またしてもニーヴの素晴らしい歌声に酔いしれた。そして意外にも先ほどの暗いフィドラー(リアムというらしい)はとてもいいプレイを聴かせてくれた。
こういう人がどこにでもいる。一見そうは見えないのに…。アイルランド人にとっては僕らもそうだろうが。
7月30日 晴れ。
ジョセフィンから電話で、今日はブローガンズでフィドラーのイヴォンヌ・ケイシーとセッションをやるからおいで、という。
野菜サラダをうんと食べてからでかけた。そろそろ野菜が恋しくなっている。いも以外の。