Irish Musicその17
Red Crow/Darley’s/Big John McNail(Reel)
★ Red Crow
“AltanのMairead Ni Mhaonaighの作。初めて聴いた時、とても興奮したことをよく覚えているほどの名曲だ”
★ Darley’s
“1920年以前にフィドラーであり、バイオリニストのArther Darley(Donegal)によって書かれた曲だが、アルタンの二人(MaireadとFrankie Kennedy)の演奏で有名になった。彼らはRaddy Redicanから習った、ということだ。僕等はJohn Williamsの演奏を参考にしている”
★ Big John McNeil
“Peter Milneの作。典型的スコットランド・タイプの曲だが、僕は70年代からよく聴いていた。オールド・タイマーたちはよくSt. Anne’s Reelの後にこの曲を演奏するらしい。Jon Hicksが強烈なギタープレイを聴かせてくれたのもこの曲だ”
Swan LK 243(Waltz)
★ Swan LK 243
“美貌のハープ奏者、Catriona Mackay作の、この世で最も美しいと思えるくらいの曲だ。変わったタイトルだが、1999年に彼女がCutty Sark Tall Ships Raceに行った時に、この古い船であるSwan LK 243に乗った。その時の想い出をもとに書いた、と言われる。これは希花が僕に教えてくれたが、本当に美しい曲だ”
O’Carolan’s Concerto/Planxty Joe Burke(O’Carolan/Hornpipe)
★ O’Carolan’s Concerto
“特に好きな曲ではなかったが、Frankie Gavinと一緒にやってから何故か好きになった曲。日本のプレイヤーもよく演奏する比較的有名な曲だ”
★ Planxty Joe Burke
“Anamの演奏で初めて聴いたときはJoe Burkeの作品だと思ったが、考えてみたら自作のPlanxtyはおかしい。これはCharlie Lennonの作品だ。どこかバロック風の美しい曲だが、前曲のクラシック・フィーリングとよく合っていると思い、つなげてみた”