大変な年になってしまったものだ。多分今年1年では収束しないだろう。もちろんそうであってほしくはないのだが。
政府のうろたえぶりを見る限り…といえども大変なのはわかる。誰も想像できなかったことのひとつかもしれないのだから。
この上、地震なんかが起きたら、なんて良くないことばかり考えてしまう。
良くないことだが、いろいろ言いたくなってしまう。
もともと中国で始まったものだし、WHOの中国寄り、といったトランプの意見は正しい、と思う。決して好きな人物ではないが、非常に分かり易いことを言う人だ。大統領という職にふさわしい人物かどうかは良く分からないが。
自民党の幹事長が8割減なんて出来るわけがない、と云ったのは僕も同感。でもこの人、以前に国民が何と云おうと突っ走るだけだ、と云ったので、全く信用はしていない。
そのうちマスク2枚が来そうだけど、座布団2枚!という感じのシャレみたいだ。
待ち焦がれている人って居るのだろうか。
話変わって、ヨーロッパやアメリカのことを考えると、やっぱり日本では靴を脱いで家に入る、とか、衛生観念に関してはちょっと彼等とは違うところにあると感じる。
日本人はトイレに入っている最中に握手を求めたりしないし。
別な考えでは、あまりにも清潔になり過ぎ、という感もあるが。
例えば僕らが子供の頃は犬の糞なんか公園に行けばどこにでもあったし、中学校のマラソン大会ではあぜ道沿いの××溜めに落ちた奴がいたり、僕らもよく遠くから石を投げて遊んだものだ。誰か逃げ遅れるやつがいないか、それが楽しみで。
そんなことは今の子なんかには考えられないことだろう。
先ほどの靴の話だが、アイルランドでもアメリカでも、パブのトイレなんかは、想像を絶する見かけの時がある。
そんな処から家に帰ってきてもそのままカウチに座り、ともすればベッドにそのまま横たわって本なんか読んだりする。
アイルランドでは、普通の家庭で子どもたちが皿も用意せず、テーブルの上にポテトチップスをザーッと出してあんたも食べたら?なんて勧めてくれる。
そのテーブル、多分、昨夜、君の親父がパブから帰ってきて酔っぱらってその上でダンスしてたと思うよ、と云いたいが言わない。でも、よく考えたら、彼らもそんなこと分かっているんだろうなぁ。
それはヨーロッパの他の国でもそんなに違いはないかもしれないし、アジア諸国に於いてもそんなところはあるかもしれない。
アメリカに住む息子に「トイレットペーパー買っておいたほうがいい」とメールしたら「何故?」と返ってきた。これこれこういうわけで、と云ったら「世界の貧しい国々に行ったから知っているけど、トイレットペーパーなんて無くても平気だ。そんなことはさんざん経験している」…そうだ。
僕等もそんな風に強くならなくてはいけない。
今や、全てのものに触れないわけにもいかないし、手洗いをどれだけ念入りにしても髪の毛の1本にウイルスは付いているかもしれないし、まつげにも付いているかもしれない。
それも考えすぎかもしれないが、とにかく気がついたときには体温を計り、水を飲み、手を洗い、顔を洗い、頭を洗い、全身を洗い、洗濯をして、掃除をして、片づけをして、少しの運動を欠かさず、良く寝ること。
元々風邪のウイルスが強力に変化したものだと思って、風邪ひきにつながるようなことは避ける。
僕はこのことが起こり出した当初から、男の方が悪くなりやすいような気がしていたが、最近の調査で同じことが云われている。
僕自身の偏った考えでは、喫煙による肺疾患は圧倒的に男の方が多いのではないかと思うし、やっぱり男の方が体は(時として心も)弱いような気がする。
なので、いや、これは男も女もないが、できる限りじっとして、健康のことや、いろんなことを見つめなおすいい機会にしたいと思う。
優秀な医者や研修医も守ってあげたいし、皆それぞれに守ってあげなくてはいけない人がいるだろうし、2020年で世界を終わりにしてはいけない。
失ったものの大きさは失った後で気がつくことが多いが、ちょっとした発想の転換で失う前に気づくこともある。
なので、本当にこれをいい方向に持って行けるようにいろいろ考えましょう。2020年はそんな年になるのかな。