セント・ニコラス教会での最後の(僕らにとって)コンサートも終えて、また来年の話も出た。
その日のセカンド・ハーフはダブリンからやって来たパイパー.Maitiu O Casadeという若い、希花より年下の男の子。
彼もまた、きっちりとトラッドを演奏するミュージシャンだった。
ここに出演することがなければほとんど会う事がなかっただろうミュージシャン達との出会いはとても貴重なものだ。
勿論日々のセッションでも、ひょっとすると前回のマーチン・オコーナーのような人と会える事はあるが、それくらいの人物になるとあまり観光客向けのようなセッション、あるいはラフなオープンセッションには顔を出さないのが普通だ。
来年はこのセント・ニコラス教会でどんな出会いがあるか楽しみだ。