2025年5月17、18日 七色の池コンサート 新潟

朝から雨模様。

晴れ男伝説、またしても…と思われたが、ところがどっこい。

東京を出た時にはほとんど感じない程度の雨。

新潟へ着いてもちょっと晴れ間が見えるんではないか、と思わせるような天気。

主催の佐藤さんと、彼のお店に向かう途中、ふと思い浮かんだ大切な事が有って二人共びっくり。そのことは後で書くことにして、なんか新潟って秘境みたいだ。

ありゃ、こんなところに素敵な店が、とか、宿泊施設も素敵な処だし、集まってくれた方達も「あっと驚く為五郎」だ。

現に佐藤さんが率いる(と言っていいのか分かりませんが)バンドの各人の素晴らしい事。

これはCDを聴かせていただいたのだが、佐藤さんのフィドラーとしての腕前もなかなかのものだ。

音楽に関しての知識も豊富なので話は弾み、会自体も和気あいあい…と言いたいところだったが、やっぱり一人は緊張する。

初めてバンジョーを目にする人、ナターシャーセブンにどっぷりつかって半生を過ごしてきた人、いつもの事ながら、それでもみんなの真剣な眼差しに圧倒されてしまう。

それでも、緑に囲まれた空間で素晴らしい時を過ごすことが出来た。

ところで、先の「びっくり」の話だが。

5月18日は木田高介の命日に当たる日だ。

そして、それだけではなく、彼は新潟のしかも、すぐその辺で生まれている、という話。

なんでよりによってその日になったのか、とても不思議だった。

僕も行くまで気がつかなかったことは不覚だったが。

そんな新潟の2日間、とても良い想い出になった。

お店の安藤さん、お母さんまで連れてきてくれて、お母さんとも話が盛り上がり楽しかったです。

魚沼からはホワイティ白井一派がギターを持ってきてくれたり、歌も一緒に歌ってくれたり。

柴田さんは相変わらずの美声だし、ホワイティのチャップリン・イン・ニューシューズは、まるで自分自身の演奏を聴いているようだったし。

17日もギターをお借りした山田さんご夫妻。そういえば彼ら、昼下がりコンサートにも遠路はるばる来てくれたようだった。

そして、ボタンアコーディオンを演奏してくれた、波多野彩子さん。いい伴奏者を見つけてください。

みんなが素晴らしい演奏を聴かせてくれて、素敵な笑顔を見せてくれて、会話も弾んで本当に幸せなひと時でした。

帰り、新潟駅まで送っていただいたお茶の先生、小川聡子さんは、なんと、素晴らしいバンジョーを持ってきてくれたし「いやいや、ちょっと持って帰るのは重いし…」なんて最後まで冗談を言ってしまったが、素晴らしいバンジョーで、また素晴らしいキャラクター。失礼ながら僕より年上。それも割と…。でも、すごく輝いていました。是非またお会いしたい姉御?です。

本当に皆さんに感謝いたします。有難うございました。