素晴らしい一日だった。
サウンドタム35年、そして40年を見据えた素晴らしい会になったと思う。
僕は朝、5時に起き、空を眺めた。
予報は雨…降ってないじゃん…。
今日は、アリさん、僕、中村哲さん、河合のてっちゃん、そして一際若い一晃君。
一応歳の順に並べてみた。
みんな素晴らしいミュージシャンだ。
僕の方向性とはまた違うが、百戦錬磨の素晴らしい感性と、技術と、知識と、奥の深さを感じさせる4人だった。
サウンドタムはその35年の歴史の中で彼らの様なミュージシャンと、そしてなんといっても、坂庭省悟との関わりがとても深い。
僕自身、エンジニアのタムちゃんは省ちゃんに紹介してもらったと記憶している。
以来、特にここ数年は本当に助けてもらっている。
「あれ、もう俺たち要らないんじゃない?」「いや、あなた達が居ないと、この仕事成り立たないから」
なんて云う会話をしょっちゅうスタジオで交わしている。
僕も迷いが生じると必ず彼に意見を求めるようにしているし、彼は時折、それを察して的確な指導をしてくれる。
そんなタムちゃんの手綱を引っ張っている夏子さんにも、録音中の食事から、カバーデザインの事から、全てお任せしている。
35年、文字通り二人三脚でやってきたサウンドタムが、必ず40周年を迎えられるように祈っている。
その後は…僕らも居なくなるし。あ、一晃は居るか…。
そう言えば、アンコールの花嫁。
これは省ちゃんに捧げる、というか「何故ここに居ないのか、生きていればここに居ないわけがない」という感情がこみ上げてきたうえに、素晴らしいサポートミュージシャンのおかげで、2番が歌えなくなってしまった。不覚だったが、みんなが歌ってくれていたので助かった。
素晴らしい企画を有難う。タムちゃん、そして夏子さん。
集まっていただいた皆さんも極上のひと時を過ごせたことと思います。
また、See You at Tam’s