普通、「秋の夜長」なのだが、ひょんなことからある記事を見つけ、それをフォローしてみた。
4秒間鼻から息を吸って、7秒間息を止め、8秒間で口から息を吐く…これを繰り返すこと3~4回。
すると、あら不思議、1分で眠りに落ちる。
やってみた。…眠れない。さっぱり眠れない。
医学的にも、交感神経がどうのこうのと立証されているらしいが、そういう暗示みたいなものには一切引っかからない性質なのでこれはどうにもならない。
そうなるといろいろ考え事が頭の中でグルグルとまわり始める。
先ずCDの事。
ここ2年間作り続けてきてずっと思っていたこと。
次は前作を越えなければ意味がない、という当たり前の事。
ただ、自分が出来る事というものにも限界があるし、それは聴く側に判断してもらうしかないか…と思いつつ、なんとか前作とはまた一味違うもの、などと考え出したら4秒、7秒、8秒どころではなくなってくる。
いつまで作れるかも分からないし、最後はどう締めくくろうか、とか。
その「最後」というのはいつ訪れるものなんだろうか…とか。
そうこうしているうちに夜も更けてきてお腹も空いてくる。
6時までには食べるものを済ませているので、かれこれ7時間、いや、もう8時間か。
しかし、若い時ならここでラーメンとかなるんだろうが、ここで食べたらしんどいだけだ、ということも分かっているし、そんなに食べたいとも思わない。
よく思うが、もし人間が食べなくて済む生き物だったら、楽だろうなぁ。
トイレだって必要ないし、紙も要らない、水も流さなくていい。
宿泊先のトイレ事情とかめちゃ気になるタイプなので、そんなことも気にしなくていいし。
食事の事も考えなくていい。
あそこのスーパーよりもこっちのほうが安いけどポイントがつかないし…なんて考える必要もない。
でも、もしそうだったら、友人や家族が集まった時、何するんだろう?なんていうしょうもないことを考えながら時間がどんどん過ぎてゆく。
もうちょっと建設的なことは考えられないのだろうか。
そしてまた音楽の事を考え始める。
そんな風にしてまた鼻から息を吸ってみる。
堂々巡り。
春の夜長、まだしばらく続きそうだ。