いよいよ最終回。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
最後の方はなんかバタバタとして、たいした報告はできなかったけどなんとか楽しんでいただいたでしょうか。
トラッド・アイリッシュは真剣にやればやるほど日本では相手にされなくなってくる。
かといって、かっこよく見せる事や、トラッドとしてのかたちを崩していくことには興味が無い。と言うよりも自分の主義ではない。
勿論、ナターシャー・セブン時代から面白い事や、新しい事には節操無く飛びついたものだが、それも古いものをきちんとフォローし続けて成り立つものだ。
僕らは、このままトラッドを愛しつつ、こちらのミュージシャンにも恥ずかしくないものができるような存在でありたいし、それでいて視野の広い、スケールの大きいミュージシャンでいたい。ここがとても大切なところだ。
まだまだ模索は続いていくのだろう。
2016年 アイルランドの旅、というのはどんなコラムになって登場するだろうか。