7月31日(月)午後。晴れ、ひたすら暑い。
例によってエティハド航空のカウンターに向かう。
荷物の制限が12キログラムと書いてあるが、周りを見ると、とんでもなく大きなバッグを持っている人で溢れている。
ここは日本人の僕らとしては「これじゃダメなんじゃないか」と、特にA型の僕はソワソワと気になり始める。しかしO型の希花さんは、
気にしながらも「知らんふりして持って行っちゃったらいいよ。なんか言われたらそうですかって言えばいいし」と落ち着いたものである。
かくしておそるおそる荷物を預ける手続きをしたが、それに関しては何もお咎めない。一体何のために書いてあるのだろう。
ま、そんなことはいいとして、友人からアイルランドはそろそろ長袖が必要です、と言ってきた。
その人は、今年のフィークルのパンフレットに僕らの名前を見つけました、と喜んで教えてくれたが、なんか毎年同じものを使い回しているんじゃないかな、
と僕らは思う。行かなくてもいいかもしれない、と思いつつ、セッションホストを受け持つ日本人の僕らは目立つから、そういうわけにもいかないかな。
機内食は僕がサーモンの照り焼き、希花さんは中東風チキンのベークしたもの。
なんやかや、暇な時間を過ごすが、この午後のフライトの方が、いつもの夜中くらいに出発するのより早く着くようだ。ということは、機長がやる気満々なのか、機体が新しいのか、風が強いのか、よく分からないけど、そんなことを考えている間にアブダビに着いた。
午前 4時10分(日本時間)午後11時10分(アブダビ時間)この時間でも35℃はゆうに超えている。そう言えばさっきまで45℃と聞いていた。
待ち時間に希花さんが「ラウンジで映画の(ライフ オブ パイ)みたいな顔した人がやっぱりカレー食べてる」と喜んでいた。僕らにもやっぱり寿司とかが似合うんだろうか…。