2019年 アイルランドの旅 2 バグナルスタウン

7月25日(木)風が強く、嵐でも来そうな感じだが、牛はのんびり丘の上。色々荷物の整理や、連絡ごとなどで1日が潰れそう。

午後になると結局お決まりの雨が降ってきた。誰かが言っていたけど、アイルランドの天気予報は(前にも書いたが)曇りと雨と晴れの全てをとりあえず言っておけばいいのだが、最近はそれに雷、と言う言葉が加わっているらしい。新しいバージョンだ。あ、晴れてきた。

7月26日(金)やっぱり歳のせいか時差ボケが遅れてやってきたようだ。昨日は流石に疲れ果ててガン寝してしまったが、今朝は4時に目が覚めてしまった。半袖ではちょっと寒い。

外はシトシトと雨が降っていて風もそれなりにありそう。でも、裏庭では3~4匹のウサギがピョンピョンと跳ねている。うん、待てよ。ウサギは1匹2匹ではなく一羽2羽だったかな。こんなこともネットで調べれば即問題解決、という時代になった。

ちょっと調べてみると、諸説ある中で「獣類を食べることができなかった僧侶たちが2本足で立つウサギを無理やり鳥類だとこじつけた」という説があるらしい。宗教は怖い。「こじつけ」や「あー言えばこー言う」がまかり通ってしまうのだから。政治家の「おしつけ」や「あー言ってもこー返ってこない」というのとよく似ている。

ひとつも変わらない景色を眺めながらそんなことを思っていたが、お、そうだ。ひとつだけ変わっていることがある。

壁の時計がまともな時間を指して、しかも動いている。

夜。9時に忘れ物王者、ジョンがセッションに行こう、と迎えに来てくれた。

次から次へと運ばれてくるギネス。隣の若いアコーディオン弾きに飲んでもらった。僕はやっぱり2パイントが限界だ。

戻ったら2時。