フレンチプレスで淹れたコーヒー

コーヒー通の方には「今更何を…」と言われるかもしれないが、最近になって、コーヒーはフレンチプレスで淹れるようになった。今までのコーヒーメーカーは淋し気に佇んでいる。

それが何故かと言うと、毎年アイルランドに行って各家庭でコーヒーをいただくのだが、どこもフレンチプレスを使っているからだ。

いろいろ調べてみると家庭で比較的面倒ではなく、なおかつ美味しいコーヒーが飲めるにはフレンチプレスが一番だ、という記事を沢山見つけた。

元々、日本茶派なのでそんなに気にはしていなかったし、コーヒーメーカーなら適当に淹れておいて保温しておけばまた飲めるし…なんて思っていた。

しかし、いよいよ奮起してフレンチプレスを購入することにした。値段もピンからキリだし大きさもいろいろあるし。

でも3~4人分でいいし、値段もそんなに高いものはもったいないし、そんなに変わらなければ(味)すぐ飽きるかもしれないし、けっこう面倒かもしれないし…等々いろいろ考えて中間クラスのものを手に入れた。

かくして、今はフレンチプレスのコーヒーを飲んでいるわけだが、キアラン君は最初に水を入れる。そんなことしたら冷めちゃうのになぁ、と思ったら、お茶と一緒で少し湯冷まししてから淹れる、というのが本式らしい。

でもなぁ、水道の水をジャァー!っと思い切り入れるところもキアラン君らしいではないか。

そして、もう一杯と言う時はマイクロウエイブに突っ込んでしばらくして戻ってきて、新しいカップにコーヒーを入れ、マイクロウエイブのドアを開けて「ありゃ」という顔をしている。それでも結構味にはうるさいし、それなりのテイストも持ち合わせている。

特に彼の場合、さすがにヨーロッパ人。ワインにはかなりの知識があるようだ。

おっと、キアラン君の話はいいとして、何だっけ?あ、コーヒーです。

もし、まだフレンチプレスを使ったことのない人は、いちど試してみるといいかな、と思います。

手入れも楽だし、何だか前より美味しいような気もします。