このところ、毎回こんな風に始まっているような気がする。
そんな中、突然、電子レンジが壊れたみたい。
いろいろ試したが、どうも寿命かもしれない。
あんまり使わないが、やっぱり無いと不便な事も分かっている。
出費がかさむなぁ、と思いながらも、幸いすぐ近くに大手の量販店があるので出かけてみた。
立派な機能がいろいろ付いているものはかなり高額だが、どうせそんなものは要らない。
最低、物が温まればいい。
なので、最高の値段の物には眼もくれず、最低の物から当たってみた。
そういえば、こんなことがあった。
昔、東芝でレコーディングの最中「ウナギでも食べよう」とディレクターやエンジニアー、そしてスタッフたちと有名店に出かけた。
あれは箱根のスタジオにいた時だった。
なので、三島まで出かけ、僕でも知っているくらいの有名店に入った。
みんなでメニューを眺め、それぞれ「僕、最高のやつ!」なんて張り切って言いながら、一番高いやつを意中に収めた。レコード会社の支払いなので…。
そこで、あまりウナギが好きでない省ちゃんが言った。
「僕、最低なやつ」
後ろの席で、その「最低なやつ」を食べていたおばちゃんがずっこけていた。
ま、そんな話はともかく、僕は最低から2番目のものを買った。
機能的にもそれで十分だったし。
それで、若い店員の男の子に「すぐ近所だし、持って帰りますよ」と言ったら「え?大丈夫ですか?14㎏ありますよ」とちょっと驚いていた。
が、彼の手厚い梱包のおかげで、こりゃ行ける、と思った。
が、言われた通りなかなかに重い。
電子レンジってこんなに重かったっけ、と…こりゃバンジョーどころではない、と。
結局、歩いて3~4分の距離、なんとか無事持って帰ったが、どうやら古いものも引き取ってくれる、という話だったので、空いた箱に入れた。
そこで不思議に思ったのが、古い物のほうが少し大きくて機能もそこそこ付いていたのに、こちらのほうが軽い。
15年も使ったからかな?いや、なんでやねん!
ま、とにかくそれを持ってまたすぐに出かけて行った。
先ほどの若い男の子が「あ、もう持ってきてくれたんですか?きれいに箱に入れて。ありがとうございます」などと言って、にこにこ応対してくれた。
疲れたが彼のおかげで気持ちのいい疲れで済んだ。
結局はこれから先、何年使うかわからないし、いろんな機能は使いこなせないし、スマホもPCも自分の度量に合わせたもので十分。
なんて言いながら100まで生きてしまったら、あと2回くらい電子レンジを買わなくてはいけないかも。
そしてもう持って帰るのは不可能になるかも。
なんて思いながら新しい電子レンジを眺めている秋の夜長です…にしてはちょっと寒い。
因みに、オーブンレンジだ。