Finberr Dwyer’s/Dr.Gilbert/Malbey Shuffle (Reel)
- Finberr Dwyer’s
“若いアイルランドのバンジョー弾きの演奏で覚えた曲。彼はKevin Griffinから習った、と言っていたが、もともとはFinberr Dwyerの作と思われる。彼のアコーディオン演奏では聴いたことがあるのだが”
- Dr.Gilbert
“とても美しいメロディの曲だ。有名でセッションでも度々登場する。元はフレンチ・カナディアンの曲をMichael Colemanがこの名前で録音したそうだ”
- Malbey Shuffle
“Diarmaid Moynihanの作。この曲を初めて希花に教えたとき、「あ、これ好き」と言ったのをよく覚えている。実はこの曲は僕も大好きだ。非常に単純なメロディだが音の進行がとてもいい。この人はCalicoのパイパーで数多くの名曲を書いている”
Callaghan’s/The Flowing Tide (Hornpipe)
- Callaghan’s
“あまりポピュラーな曲ではなさそうだが、AパートもBパートもいいメロディだと思う。ティプシー・ハウスでも長いこと演奏してきたが、他の人で聴いたことはほとんどない”
- The Flowing Tide
“僕はDick Gaughanのギター・アルバムから習ったが、かなり有名なホーンパイプで演奏している人も多い”
Celanova Square (Jig)
- Celanova Square
“またしても、Diarmaid Moynihanの作。これは実に単純だが、たまらなくなるようなメロディの曲だ。どう説明したらよいかわからないくらいに、同じようなメロディが繰り返し演奏されるが、気持ちが高揚するような曲である。コード楽器の人のセンスが問われるものでもあると思う。F#mの曲だが、Dmaj7しかり、Bmしかり、でもF#mでありたい、というような、気持ちの中で「このコードを使うのは今でしょ!」という強い気持ちと「今じゃないでしょ!」という強い気持ちと、「何故今使うのか。何故今使わないのか」という理屈がきっちりしていないと、単なる無意味な伴奏になってしまう危険性がいっぱいの曲だ”