カウンティ・カーロー。寒くて夜になるとストーブを焚いているが、今頃日本では大変な暑さになっていることだろう
静かな夜。10時過ぎに暗くなってくると雲の切れ目から月が顔を出す。もう近くの牛や羊も寝ているだろうか。
永 六輔さんの訃報を聞いたのはそんな景色の中だった。
永さんと初めて会ったのは、まだ彼が39か40歳くらいの時だったと思うと今更ながら驚いてしまう。
僕はあまり長い文章で「こんなことも、あんなこともありました…」なんて書く気はない。
なので、ただただこのアイルランドからお悔やみの言葉と、ありがとうの言葉を贈りたい。
明日からは2日間だけCo.Sligoに出かけるかもしれないがまだ決めていない。
いろいろやることがいっぱいあるが、とりあえず生かされている以上、一生懸命前を、そして上を向いていくしかない。
ここではまるで時間が止まったような感覚があるが、それだけに一見たっぷりありそうな時間を有意義に過ごしてみよう。