7月下旬、Muine Bheag Co.Carlow今日もなかなかにいい天気のようだ。この様子だと25℃くらいにはなりそうだ。
昨夜も時おり霧雨のようなものが降っていた。この国が緑で覆われているのは、どんなにいい天気でもサーッと通り雨が降ることがよくあるからだろう。
毎日何気なく過ごしているが、この辺は空気が美味しい。
朝のコケコッコ〜で眼が覚めた後、広いキッチンでコーヒーを飲む。木立が美しく光っている。
どこからか野うさぎが出てきて庭で佇んでいる。
ロビンをはじめ、小鳥たちもなんかつついている。
晴れている日は、東からおもいきり陽の光が差し込んでいる。
もちろん日本でも経験できるものだが、大きく違うのは“時間が止まっている感覚”かもしれない。
アイルランド人特有の「2 seconds」「2 minuites」「~ish」に始まって、この人たちには、例えば9時から9時半までの間に存在する時間というものがないのだろうか、と思ってしまう。
そんなことは友人とパブで語らう“時”に比べたら大した問題ではないのだろう。
ここで正確な時計を見たのは放送局だけだった。どの家の時計もあらぬ時間をさしたまま止まっていることが多く、バスの車内の時計も飾る程のものでもないが、単なる飾りでしかない。
ある意味ここにいたらそれでいいような気もする。一大事でない限り時間に追われるのは楽しくない。
そういえばコケコッコ〜。この頃はあらぬ時間にも鳴いている。こちらもさすがにアイルランドの鶏。いや、因みに鶏はどこの鶏でもあまり時間に関係なくコケコッコ〜を発するらしい。
さて、最初に25℃くらいにはなりそうだ、と書いたが、ところがどっこいすっとこどっこい、今は寒いくらいだ。
何から何までアイルランド。