8月14日(月)曇り。少し晴れているが、もうずっと寒いままだ。15℃ないだろう。
今日は後でエニスへ行って、そのまま移動する。アンドリューとも暫くお別れだ。
姉のマリーさんの車に乗って一路エニスへ。段々暖かくなってきた。
マリーさんの娘も相乗りして、やっぱりいつものやんちゃなアンドリューはどこかに消えてしまっていて小さくなっていた。
さすがのアンドリューもお姉ちゃんたちにはかなわないようだ。可愛いものである。
今日はアコーデイオン弾きの町田かなこちゃんの所に泊めてもらう。
旦那のブライアン・マグラーが夜、パブでセッションがあるので行くか?と訊いて来た。今日のお相手はアラン・ケリーだという。
有名なピアノ・アコーデイオン奏者だ。今までに会ったことはないが、素晴らしいアコーデイオン奏者で来日経験も豊富な人だ。
ブライアンのバンジョーもさすがである。またじっくり聴きたいものだ。
2時間ほど一緒に演奏して帰って来てディナー。かなこちゃんと希花さんが美味しい中華風のお料理を作って待ってくれていた。
ゆっくり会話を楽しんだ後、久しぶりに12時前には眠りについた。
8月15日(火)晴れ。
またまたよく寝れたようだ。6時頃一旦目を覚ました時にはかなり雨が降っていたが、次に起きた8時半には明るい日差しが窓から入っていた。
本来、今日ケリーに行く予定が変わったのでもう一晩ここに泊めていただくことになった。
朝食はブライアン特製のブルーベリー&バナナが入ったポリッジ。
昼からキンバラに出て買い物をする。途中、ジョニー・リンゴがコーヒーを飲んでいたところに遭遇。
僕と同じユニクロの商品、同じデザイン、同じ色の、多分サイズも同じ上着を着ていたので大笑い。しばし話をして、マーケットに行く。
「ここではテリーと会うことがよくある」とブライアンが言っていた矢先にテリー・ビンガムがひょこひょこと示し合わせたようにやって来た。
誰かしらミュージシャン仲間と会わないことはない、という小さな街の小さなマーケット。
お昼のレタスチャーハンと夜のハンバーグの具材を買って帰って来た。
夕方からはまたキンバラに出向き、有名なパブ「M Green」で演奏させてもらった。
ブライアンと希花、僕、そしてまだ2ヶ月も経っていないベイビーの「ショウナちゃん」を胸に抱えたかなこちゃんがアコーディオンを弾く。
その姿からは子育てをする母親としての力強さ、そしてミュージシャンとしての生命力を感じずにはいられなかった。
ピュアな演奏と素晴らしい光景を見せてくれたかなこちゃんに感謝。