今日は昨日と違って穏やかな良い天気。
これから先は帰ってからのことを考えなくてはならない。
それまでの大仕事としては、ティム・エディが街にやってくるのでキアラン君とそのオープニング・アクトを頼まれている。
僕らが来ているのでちょうどいい、という話になったらしい。
彼はここ最近10年ほどの間に出現したとんでもない才能のギタリスト兼アコーディオン奏者だ。
ギターにおいてはスティーブ・クーニーを更に発展させた、言葉では到底言い表せない尋常では無いプレイが聴けるので、こちらも楽しみにしている。
また、類稀な超絶アコーディオン奏者でもある。
あと、いくつかローカルのギグをやって、何人かの人と会って、という感じだ。
夕方、キアラン君の生徒さんたちが7人やって来てここで演奏のビデオを撮っていった。
フルート二人、コンサーティナー、アコーディオン、フィドル、パイプス、ギターの編成。
まだみんなティーンエイジャーで、しかもやっぱり都会の子と違ってどこか初々しい。
それでも若者らしいアレンジのチューンを披露していった。
彼らが7時頃帰って行ったので、その後僕らは3人でインディアン・フードのテイクアウトをした。
今ではネットでもオーダーできるらしいが、世の中変わったものだ。
僕など、ネットで予約したり、注文したりしたら本当に通じているのか不安で仕方ないが、希花女史の言うことも正しいかもしれない。「その方が記録が残る。電話なんかだったら聞いてない、と言われりゃおしまい」
そこで気にしすぎの僕は、相手のコンピューターが壊れている、などのつまらない心配をするのだ。
こんな心配は一生ついて回るんだろうな。
ちゃんとオーダーの通っていたインディアン・フードは辛くて美味しかった。