コンサーティナ奏者として世界の頂点に立つノエル・ヒル。
アイルランド音楽の真の世界に少しでも触れてみたい方は、必ず聴き、そして肌で感じなければならない現存する人物の一人です。
彼の存在を知らずしてアイルランド音楽を語ることはできません。
僕らは今までにもフランキー・ギャビン、パディ・キーナン、ブレンダン・ベグリーといったアイルランド音楽を語るうえで欠かすことのできない人物を日本に呼んできました。
そして、一昨年、初来日を果たしたノエル・ヒルが再び日本を訪れます。
次はいつかわかりませんが、彼も世界中を忙しく飛び回って演奏を続けている人なので、もしかしたら最後のチャンスかもしれません。
いずれにせよ、是非、彼のコンサーティナ演奏を生で聴いてください。
そうでないとアイルランド音楽の真の姿は見えてこないはずです。
アイルランド音楽を自ら演奏されている方が、もし彼の演奏に触れることが無かったら、それは生きた音楽を演奏することさえ不可能だということになるでしょう。
また、アイルランド音楽を聴いたことのない方にとっても、きっと彼の音から人間のたくましさや音楽の素晴らしさを体感することができるいい機会となるでしょう。