コンサートで全くこのCDについて発言しなかったので、少しここで書いておこうかと思っています。
最初から、カバーデザインは昔のSoft Shoesをなぞる、という考えを持っていました。
なのでバンジョーのケースを頭に乗っける、という同じポーズを試みたのですが、ひょっとしてあの時、中身は入っていたんだろうか?という素朴な疑問が湧いてきました。
今回、もう歳だし空のケースでいいんじゃない?という話になり…というか、僕からの要望で「えいやっ」と持ち上げたのですが、ケースだけでも結構重たい。
思うにあの時はやっぱり中身は入っていたように思います。
でも今回、空のケースにも関わらず情けない顔になっています。「おーい、早く撮ってくれ」という声が聞こえてくるようです。
ま、それはそれでいいか…。
裏のデザインも当時のものに近く、今回は同じグレイトレイクスのヴァンガードというオープンバックのものを使用してみました。
この楽器はSoft ShoesのGreyhoundという曲で使用していたものです。
中身のデザインも全て希花さんが制作したものに、いつもお願いしている福嶋さんが手を加えてくれました。
タイトルのin New Shoesは僕のアイディアで、これはChaplinに続いてもいいしJunjiに続いてもいいし…といった含みを持たせてあります。
さて、問題の中身ですが、Chaplin in New Shoesは今回のアルバムには必要不可欠であったので2パターンの録音をしてみました。
最初に入っているほうはベースに河合徹三さんが参加してくれました。(他にもいくつかの曲に参加してくれています)
その他の細かい説明はライナーを読んでいただければ大体分かると思います。
「なんとかルーペ」が無くても充分読める大きさの文字です。そこはこだわりました。
多くのCDのライナーは「字が小さくて読めな~い」と放り出したくなるので。
最後に全くのソロでもう一度Chaplin in New Shoesを聴いていただきますが、その前に懐かしい練習風景が流れます。
進ちゃん、省ちゃんの登場です。みんな若かった…。
全体的には、今の僕を感じてもらうものと懐かしさを感じてもらうものが半々くらいかな。
このCDを作るに当たっても、コンサートを開催するに当たっても、沢山の人が支えてくれていることを痛感いたしました。本当に感謝です。
彼等は多くのことを僕に教えてくれています。今までも、そしてこれからもそうだと思います。
そして、今回のこのCDを手にとっていただける皆さんにも本当に感謝いたします。
CDのお申し込みはこちらのサイトからお願いいたします。
in New Shoes 特設サイト
なお、今回のこのCDは数に限りがあります。なくなり次第受付を終了させていただきますので、誠に勝手ではありますがその点をご了承ください。