日本人のソウルフードのひとつでしょうか。
と云えども、僕はホテルに泊まった時の朝食は、ほぼ100%洋食、坂庭君はほぼ100%和食でした。
味噌汁と漬物とごはん、と云うよりもコーヒーとパン、ベーコンエッグと云う方が何故かしっくりくるのです。
ウドンや蕎麦を食べた後は少しでもいいのでパンを食べたくなります。
そんな僕も歳でしょうか?最近では3割くらい、和食を食べるようになりました。
そこで糠床を作りました。
希花さんに「糠床があるから好きな野菜を持って来たら漬けておいてあげる」と云ったら、
ニンジンが好きなようでした。
「じゃ、ニンジン、カブやキュウリはもうあるから」
という感じで待っていました。
意気揚々とニンジンを持ってきた希花さん。得意げに「細かく切っておいた」
おい!おい!だ。
「だって、こうやって出てくるじゃん」
「魚は切り身で泳いでいないだろう?」と云いながら、以前聞いたことを想い出しました。
高校生か中学生の頃、レシピを見ながら何かを作っていて、水溶き片栗粉と書いてあるので、お店に行って「水溶き片栗粉ください」と言ったそうだ。
お店の人唖然としただろうなぁ。
とに角そのニンジンはポテトサラダか何かに使った。そんなもんいちいち掘り出すのは嫌なので。
かく云う僕は糠漬けというのはあまり好きではないのです。
とくによく漬かったものが苦手。それとナスは苦手。
根本的にそんなに好きではないのかもしれない。
手をいれてかき混ぜるのも気が進まない。
フレンチフライやケンタッキーなども箸が要る。餃子もハンバーグもヘラでこねる。
どうも素手を使うのが苦手。
なので、糠漬けなんていうものには向いていないのかもしれない。
でも歳のせいか、たまに、あまり漬かっていないキュウ―リとか白菜の糠漬けが食べたくなることも無くは無い…です。