日本と云う国はすごく良い国だと思うけど、同時にとても情けない国になってしまっている、と感じる。
ノーベル賞の真鍋氏の発言も話題になっているが、確かにその通り!と云いたくなる部分が多々あると感じる。
また、日本にずっといたら気がつかない事や、それも分からないでもない、その通り、などと思うことがいっぱいある。
しかし、こんな平和で安心安全な国でもあっと驚くようなことも起きる。
それはどこにいても同じことかもしれない。
運が悪かったり、ちょっとした気の緩みとか、いろいろな条件がそろっていたりすることがある。
僕自身、仕事帰りの夜遅くに黒人街のど真ん中を自転車で走り抜けていたことがあるが、それもほぼ毎日のペースだった。そこが一番坂の少ないルートだったので。
誰かと出会ったら「Yo!」とこちらからオーラを送る。すると向うも「What’s Up Man!」と返ってくる。
おどおどしたら負けなのだが、これも運の問題かもしれない。たった一度通っただけでも危ない目に遭う人もいる。
いや、ここで云いたかったのはそういう事ではなく、やはり才能ある人がなかなかその才能を発揮できない国であることだ。
特に今回の真鍋氏のような研究を長年している機関にあまりにも少ない額のお金しかいかない、という話。
嘘ばかりつく政治家、悪態ばかりつく政治家には有り余るくらいのお金がいくのに。
ノーベル賞受賞者に「日本の誇りだ」と云う政治家は「日本の恥」だ。
我が身の利益ばかり考えずに、もっと人々の為に有意義なお金の使い方をすべきだ。
ステーキ会食に現を抜かしている場合ではない。
ちょっと飛躍するかもしれないが、カミカゼ特攻隊の話を聞く度に、今の様な政治家がのさばっていることに悲しさと怒りを覚える。
選挙になると給付金のばらまきみたいな事を云い出すが、どこから金が湧いて出てくるのだろう。
借金大国の日本だというが、政治家に要らん金が行き過ぎているんじゃないか、と思うので、「私たちの給料を半分に減らし、悪事を働いたり、ろくな仕事をしていない政治家の資産を全て没収して財源にまわします」くらいのこと言う奴が出てこないかな?
あんまり詳しくない経済のことなので好き勝手なことを言いますが、とに角、政治家は自分たちにとって損になること、不利益になる事は絶対に避ける、という信念のもとでやっているようだし、ここは変わらないだろう。
政治家のみならず、全てを黒塗りにしてしまう行政機関も変わることはないだろう。
こうしているうちにまた始まった政治家の叫び。
家の中のテレビの音よりもうるさく聞こえてくる。窓もカーテンも閉め切っているのに。
大きな声でわめけばみんなが感動すると思っているのだろうか。
云いたいことがあれば、ちゃんと国会なり議会なりでしっかり発言すればいいのに、選挙前だけいきがってもらっても…。
日本は良い国だと思うが、やっぱり政治家の質が地に落ちている。
どうにかして、この人なら!と思う人物が登場してくれないかな、と思う今日この頃だ。