新たなレコーディングも佳境に入り、世の中は随分ひんやりとしてきて、政治の世界も相変わらずしらけた事をやっていますね。
そして、今年の夏は暑かった!と来年もまた言っているでしょう。
そんな暑いさ中から始めた録音。
始める直前に高石さんの訃報。
ひとつの時代が、そして僕にとってのひとつの時代も終わった感覚が有りました。
今回のアルバムのタイトルは「Just a Little Memory」
随分前から考えていたタイトルでしたが、なんだかあまりに意味のあることになってしまいました。
これは前回リリースした「Back to Banjo」の第2弾。前回漏れた曲や、こんなものもやってみたい、と思うものがいくつかあったので制作を決心しました。
これで終わりかも…とか言っておきながら。
でも、もう歳も歳だし、いつ逝くか分からないし、なんて思いながら、お金もかかるし
いい加減にしろ!と云われるかもしれないし…いろいろ考えながらの録音でした。
タイトルの「ほんのちょっぴりの想い出、或いは、小さな想い出」そんな思いが自分を後押ししてくれました。
今回もベースで河合徹三氏が参加してくれました。
やっぱりこの人、単なる酒飲みの音楽家とは違う、実に的を得た演奏を展開する人です。それも短い時間で的確に出来る事を考えに考える人です。
おかげで自分なりにもかなり気に入ったものになりそうです。
発売日などに関してはまた後日公表できると思います。
言えることは、これでしばらくは無いかな?また1年先かな?いやいや、あんまりそういう事は言わないようにしよう。
我が国の総理大臣みたいに、ボクやっと総理大臣になれたし、嬉しくて仕方ないので今まで言っていた事、全部忘れちゃった…みたい、な。
あ~いやだいやだ。
アルバムの話に戻りましょう。
これ、Back to Banjoとセットで持っていたらいいと思います。似ているようで、似ていない絶妙な出来だと自負しております。
ところでサラッと言っちゃいますが、Back to Banjoかなり品薄になってきました。
唯々、皆様に感謝です。