10月9日 2024年

新たなレコーディングも佳境に入り、世の中は随分ひんやりとしてきて、政治の世界も相変わらずしらけた事をやっていますね。

そして、今年の夏は暑かった!と来年もまた言っているでしょう。

そんな暑いさ中から始めた録音。

始める直前に高石さんの訃報。

ひとつの時代が、そして僕にとってのひとつの時代も終わった感覚が有りました。

今回のアルバムのタイトルは「Just a Little Memory」

随分前から考えていたタイトルでしたが、なんだかあまりに意味のあることになってしまいました。

これは前回リリースした「Back to Banjo」の第2弾。前回漏れた曲や、こんなものもやってみたい、と思うものがいくつかあったので制作を決心しました。

これで終わりかも…とか言っておきながら。

でも、もう歳も歳だし、いつ逝くか分からないし、なんて思いながら、お金もかかるし

いい加減にしろ!と云われるかもしれないし…いろいろ考えながらの録音でした。

タイトルの「ほんのちょっぴりの想い出、或いは、小さな想い出」そんな思いが自分を後押ししてくれました。

今回もベースで河合徹三氏が参加してくれました。

やっぱりこの人、単なる酒飲みの音楽家とは違う、実に的を得た演奏を展開する人です。それも短い時間で的確に出来る事を考えに考える人です。

おかげで自分なりにもかなり気に入ったものになりそうです。

発売日などに関してはまた後日公表できると思います。

言えることは、これでしばらくは無いかな?また1年先かな?いやいや、あんまりそういう事は言わないようにしよう。

我が国の総理大臣みたいに、ボクやっと総理大臣になれたし、嬉しくて仕方ないので今まで言っていた事、全部忘れちゃった…みたい、な。

あ~いやだいやだ。

アルバムの話に戻りましょう。

これ、Back to Banjoとセットで持っていたらいいと思います。似ているようで、似ていない絶妙な出来だと自負しております。

ところでサラッと言っちゃいますが、Back to Banjoかなり品薄になってきました。

唯々、皆様に感謝です。