中国との会談で、あのポケット外交(正式な呼び名ではないので是非ここは突っ込まないように)
を見て、ちょっと思い出してしまったことがある。
レストランにいたころは本当に多くの民族と一緒に居た。
それもほとんど一日中といっていいくらい。
その中でもベトナム人、中国人、メキシコ人とは、すぐやめたやつも含め、かなり仲良くしていた。
やっぱりベトナム人がいちばん分かり合えたかもしれない。
いや、他があまりにも違ったのでそう感じたのかも。
何が悪いわけでもなく、ただそのように生まれ、そのように育てられてきたのだろう。
それだけの話だ。
ある日中国人のおばちゃん、ハリーさんが言った。
「日本人はペコペコお辞儀ばっかりする。みっともない」
確かにハリーさんはいつも、なにがあっても頭を下に下げることはなかった。
中国何千年かの歴史に誇りを持っているようだった。
時には鼻につくくらいに自信にあふれていた…ように見えた。
あのポケットに手を突っ込んでいたやつのおばちゃん版だ。
そして僕らはあの日本から出向いて行った人のようだった。
聞くところによると、偶然、通訳の言葉を注意深く聴いていたところを切り取られたようだが、日本人のそういった、ある種、きちんと相手を立てる仕草なんておおよそ関係ないのだ。
中国人はある意味、非常にアメリカ的だ。
日本人には良くも悪くも「恥」とか「外聞」とか、そういうものがある。
なので多くの中国人は平気で「ハウ・ヨー・ドーイン!」といった中国アクセントで大声であいさつする。
「881」なるスラングはサヨナラの意味。
「ババイ~」聞こえようによってはあの爆発音のごとく「パパイ~」に聞こえるので、中国語の「8」と「1」でそうなっているのだろう。
ま、とにかくこれからどうなっていくのだろう。
すぐ収まるだろう、と思っていた日本政府はちょっと甘いのかも。
しかし、それにしてもかなり子供じみている、という印象だ。
北のあの国も、やれ汚物だ、大音量だ、ってまるでピンポンダッシュ。小学生以下。
どちらにせよ、国民の中にはそれなりの分別がつく人間も沢山いるとは思うが、政治に関わっている連中にはそんなものはまるっきしなさそうだ。
どの国もそうだが。
そのうち中国から黄砂に混じってなんか飛んでくるかも…。
日々の天気予報にも新たな注意報が流れるかも。
ところで、あのポケットの中。
殴りかかりたい感情を抑えるべく、固くこぶしを握りしめていたんだろうか?
外交も難しいもんだなぁ。
小さなレストランでさえ、多民族の考えの相違が日々発生しているんだから。