Irish Music その88

The Plains of Boyle/Cronin’s  (Hornpipe

  • Plains of Boyle

“バンジョープレイにもってこいといわれるホーンパイプだ。初心者向きの曲ともいわれるが、たまに思い出してやってみるとそう悪くない。可愛い曲だ”

  • Cronin’s

Paddy Croninの古い録音で聴けるというが、彼の作かどうかはよくわからない。これもかなり最初の頃に習う曲のひとつかもしれない”

 The Mountain Road        Reel

  • The Mountain Road 

“とてもシンプルで初歩的な曲だが、最近注目すべき情報を手に入れた。あまりにポピュラーな曲なので特に気にかけていなかったが、面白いことに6パートもある、という。(普通は2パートで演奏される)。スライゴーのチャンピオン・フィドラー、Michael Gorman(1895-1970)による録音でそれは聴けるが、この人は有名なCooley’s ですら3パート目を作っている。そしてそれはまた別なタイトルまでつけられている。Put the Cake in the Dresserという。こういうことはよくあり、調べれば調べるほど様々な事柄が浮かび上がってくる。きりがないのだが、この音楽に関わってしまった者の宿命ともいえるだろう。こんなどうでもいいことでも、知っていてこの曲を演奏するか、なにも知らずに演奏するか、その辺は僕にとって大きな違いだ。ひとつの知識として”

 Andy McGann’s    Reel

  • Andy McGann’s

“とてもモダンな、いいメロディのリールだ。これも良く分からないが、実際にはJohn McGrathの曲らしい。が、また別の人はSean Ryanの曲だとも云う。Andy McGannという人も著名な作曲家であるし、McGann #42という曲もあるくらいなので、それ以上のAndy McGann’sがあるのだろう。もうよくわからなくなってきたが、とに角できるだけ沢山の情報は得ておこう”