2015年 アイルランドの旅 2

昨日(26日)アイルランドの国営放送RTEラジオで僕らのCDが流れた。これは決してサプライズではなかったが。

去年、コークで演奏した時に出会ったケビンという人物がCDを欲しい、とメールしてきたのだ。

商売が成立した後、彼から長いメールをいただき、その中にラジオ局に持って行く、というくだりがあった。

そして、26日に1トラック流れる、と言ってきたのだ。その日ならゴルウェイにいる、と返事しておいた。

ところが、ゲール語の放送だ。かろうじて聞き取れるのは知っている人物の名前くらい。

ハリー・ブラッドリーの歯切れのいいフルート演奏が流れ、ジョン・マクシェリーのパイプがモダンなサウンドを作り出している。

そしていよいよ僕らの番だ。名前を言っているのはわかる。トラックは2番目の「Anna Foxe」

と同時にあちらこちらからメールや電話がきた。

「聴いてる?」コーマック・ベグリーが最初だったので「うん・聴いてる。でも何言ってるのかサッパリ分からない」とメールしたら「彼はすごく気に入って今週中にでも別なトラックをかける、と言っている」と翻訳してくれた。

そんなこんなで一日がまた過ぎてゆくが、やっぱり楽器がよく鳴る。建物の造りと空気の乾燥具合だ。

しかし、一日のうちに少なくとも1回は雨が降るのが日常茶飯事。不思議だ。

相変わらず寒い。