Irish Musicその131

Silver Slipper    (Slip Jig)

Johnny Dohertyの1953年録音で有名な曲。多分その時のタイトルがThe Woods of Fanadとなっているはずだ。なかなか若者にも受けそうないい曲。少しややこしい感もあるが。

多くの人が、このコラムの60に出ているGlen Road to Carrickをこの曲の後にやっているので、僕らもそれに習っている。僕は特にVallely兄弟 Cillian & Niallの演奏が好きだ。

Cillianは日本で最も人気のあるバンド、ルナサのパイパーだ。ずっと昔、ひょっこりセッションに現れて(まだルナサに入る前)凄く僕のギタープレイに感動してくれたので「ニューヨークに来たら連絡してくれ」と言って渡してくれた名刺が「ごめん、これしかないんだ」と言ってお兄ちゃんのNiallの名刺だった。それ以来彼とは会うごとに親しくしてもらっている。因みにブルーグラスやオールドタイムではGolden Slipperという全然違う曲もあるがBoys of the LoughはこのSilver…をGolden…として演奏していたようだ。