ラテンパーティはなかなかのものだったようだ。
みんなと一緒に戻ったのはもう2時半を回った頃だったらしい。
さて、素直な感想として「あれはスポーツだ」と言っていた。
わかるような気がする。
日本人以外には、スポーツも遊びも同じだ。歯を喰いしばる必要はない。
かと言って、オリンピックの選手くらいになるとそんなことはないだろうけど。
他にも、ラテン系とヒスパニックの違いなどについては、多分、日本と韓国、あるいは中国がよく区別できない外国人と同じかも、と言っていた。
確かにメキシコが北米ということも僕らの意識の中にはない。
ついつい中南米の国の一つだと思いがちだ。ただ、北米というのは地理的な区分としてなので、文化的には中南米からの影響の方が遥かに強い。
もうこの辺になるとそれなりの書物が必要になってくるが、友人たちからそんな話を聞くのも楽しいし、書物では得られない発見もあるだろう。
踊りのステップも曲調によって違うのは当たり前。
友人たちは「ほれ、サンバだ!今度はボサノバ!お、来た!タンゴだ!」というように次から次へと変わってゆくステップを教えてくれたらしい。
きっと友人たちのスパルタ教育も含めてスポーツを感じたのかもしれない。