2023年アイルランドの旅 19

毎日、日本のニュースで日本列島が真っ赤になっているのを見る。

これから先、いったいどうなっていくんだろう。

毎年毎年「今年の暑さは異常だ」という話が出るが、涼しい顔しているのは政治家だけだ。

彼らが守られていて、大したことをしていなければ、国民が苦しむのは当然、という構図が出来上がっている。

政治家も熱中症で倒れたりするんだろうか。いや、聞いたことがないけど…どうなんだろうか?

嘘がばれて都合が悪くなって入院、という話はしょっちゅう聞くが。

7月の日本は快適でスポーツに向いている、とか日本には打ち水という文化がある、だとか、涼しい顔して良く言ったもんだ。

友人が「ダニは50℃で死滅する」と言っていたが、40℃越が当たり前になってきて、50℃にも達するようになれば、もはや人間は住めなくなる。

ダニどころか人間も死滅する。

日本にもそんな日がやってくるのではないかと危惧しているが、とりあえずここ数年の間に40℃ということは当たり前になってくるだろう。

そうなったらあのガンドゥーラなるものを着るしかない。

面白いだろうな。役所とかみんなあの格好していたら。どこの国に来たかわからなくなるだろうなぁ。

でも、涼しいから着ているわけではないだろう。これ以上は宗教上の問題なので考えない方が無難だ。

さてさて、午前7時。14℃だ。

昨日、昼間にカッパを着て歩いたら少し暑いな、と感じた。どうやら18℃くらいあったようだ。

東京の半分か…。しかし、じめじめした空気と人が一杯のあの感じでは、体感温度は40℃を優に超えているかもしれない。

四季折々の日本は確かにいい。でも夏の暑さだけはちょっと異常だ。

といえども、夏の暑さが好き、とか、夏が待ち遠しい、とかいう人も沢山いるだろうし、それで商売が成り立つ人もいるだろうし、一概には言えないけど、せめて30℃までにしてほしいものだ。