この歳での誕生日というものは、一歩一歩終わりに近づいている、という事実に気づかされる。
先日、誕生日とは関係なく、クリスマスでキアラン、お兄ちゃんのデクラン夫妻と子供、
あとデクランの仕事仲間のご夫妻とで、後楽園の辺りのイタリアンレストランで集まった。
折しもSexy Zoneかなんかのコンサートが有ったらしく、若い女の子がわんさと押し寄せていたが、場所がよく分からず、ウロウロしている姿はちょっとばかり怪しいおじさんに見えたかもしれない。
やっとの思いでレストランを見つけるとキアランが立っていた。ふたりで「分かりにくい場所だったなぁ」と話したがデクランは「すぐ見つかりますよ」と言っていた。さすがアイルランド人。
そのさすがアイルランド人だが、レストランに入ると赤ワインを立て続けに3本オーダーした。デクランの奥さんはポーランド人なのでそこそこ飲む。
日本人ご夫妻はそんなに飲まない。僕も。
多分2本はキアランとデクランで飲んだだろう。
そのワインだが、ここでも流石ヨーロッパ人と言う出来事があった。
赤ワインがキンキンに冷えているので、彼等が、これ、こんなに冷やしたら駄目だし、ちょっとあたためてくれる?と訊くと、意味が分からない様子で「そのようなサービスはいたしておりません」ときたもんだ。
トニー・マクマホンなら間違いなく店を後にするだろう。
ところで、僕もまぁまぁ飲んだかな。
レストランを出るとデクランの息子(8歳くらいかな)が得意な「太鼓の達人」をやって帰るというが、僕は先に失礼した。
そこで、僕は結構危険なことをしてしまった。
家に着くと急に寒くなって、あまり入らないバスタブに熱いお湯を半分くらい溜めたが、その間にも身体が硬直したままガタガタと震えている。
やっとの思いで入り、かなり熱いお湯だったが、中でもガタガタ震えていた。
これ、良くないんじゃないかな、と思いつつも、中で10分位寝てしまったようだ。
このまま逝ってしまったら素っ裸だしマズいなぁと思っていたことは確かだが。
その次の日はそれでも朝9時から2時間くらいウォーキングをした。
昔からそうだが、調子が悪いと必ず御所の周りを2周位したものだ。寝ていたらどんどん悪くなるような気がするので、無理の無い範囲で身体を動かすようにしている。
今日は二日酔いから二日たったが、身体が痛い。ガタガタ震えた時、相当力が入っていたんだろうなぁ。ま、少し風邪気味かな。
その上、後楽園で若い女の子をいっぱい見て血圧が上がったかな…。