また面白い光景を見た。
いや、こちらにいたら決して稀な光景ではないが。
近くのタルト屋さんに救急車が止まっていた。
そこは僕の散歩コースで、僕はその救急車の後方から歩いていた。
また、こんなところで油売っているな、と思い、外に出ているテーブルに目をやると、そこでは数人の人がお茶を飲んだり、タルトを食べている。
因みにここのタルトはとても美味しい。
日本の某タルト屋さんのようにきめ細かく作られていないが、値段は半分以下で味もかなりのもの。
そんな人気店で、中をのぞいてみると、中で何か買っている様子もないし、中で座って食べている姿も見受けられない。
こりゃ失礼しました。お仕事かな?と思いながら運転席の横を通り過ぎたら…居ました。
中で2人仲良くアイスクリームを食べていました。
やっぱりなぁ。
日本も救急車はそろそろ有料化したらいいと思うが、それでは金のない人は助からない、という考えもあるだろう。
確かに、全ての人を助ける、という主旨の日本の医療からすればそういう理論になってしまう。
アメリカで一緒に働いていたメキシコ人の子供が2人、火傷をして救急車を呼んだら1人600ドル、計1200ドル取られて嘆いていた。
なんか今ではそれどころではないらしいけど。
これでは貧乏人は救われないということも事実だが、これも前出のように神の思し召し。神のなされることに何故?どうして?は言ってはいけない。
宗教は人を強くするのかひん曲げるのか…よくわからないですね。
宗教と政治はセットらしいのでやっぱりひん曲げるか。宗教とは関係のない僕もだいぶひん曲がってきたかな?
ま、日本とそれぞれの国の考え方の違いもあるのでしょう。
近頃、日本の救急隊員があろうことか、頻繁に被害を被っている、という話をよく聞くので、ついこんなことを考えてしまっています。