ゴールウエイは今、オイスターフェスティバルの真っ最中。
街は大変なことになっている。
いつでも人で溢れているが、こういう時はもう歩くのが困難、と言えるほどの人で溢れかえる。
もうコロナの事なんかすっかり忘れてしまっている。
どこのパブも黒山の人だかり。ブラック・マウンテン・ラグだ。
通りもあちらこちら歩行者天国になっていて、道路にいっぱいテーブルが並んで、多くの人は外でビール三昧だ。
結構寒いのに。多分10度以下。
でもあちらこちらに涼しげな格好をした女の子もいるし、おしゃれした青年たちもいる。
みんなビール片手にご機嫌さんだ。
この人たちの血液はビールなんだろう。
バンドの演奏もあった。
かなりうまいアコーディオンとその姉だか妹だかのフィドル、イケイケバウロンとキーボードの女性、ギターが何故か2人。
1人の方を見てみると、シェーン・マッガンだ。いや、ポーグスではない。
確か、ミック・モロニーとフィラデルフィアかどこかで演奏した時に一緒にステージに上がっていた、結構ギタリストとして名の通っている奴だ。
彼らのご機嫌なアイリッシュチューンを聴いて、少しシェーンと話をして、夜道を歩いて帰った。
夜道、という感じではない。人がいっぱい溢れている街を後にした。