5月も終わります

先日、電動キックボードの事を朝の番組で取り上げていた。

テレビはその時間くらいしか観ないので、昼も夜も取り上げているんだろう。

事故が多発しているというが、もう最初から分かり切っていることだろうが。

ああいうものを軽い気持ちで承認する奴ってきっと、街に出たことがない奴なんだろうなぁ。

自転車の滅茶苦茶な走行状況を知っていれば、その上、別な危険なものまで歩道を走らせる、などという発想は生まれないだろう。

明らかに利権がらみか、自分たちはそんなところを歩かないから関係ないだろう、とふんぞり返っているか、全く世の中のことを知らないか、この3点だろう。

大体、この手のものを決める奴と言うのは現場を知らない奴、という事は決まっているようだ。

医療の現場を知らない、飲食の現場を知らない、或いは知っていても知ったことではない、というスタンスか。

いずれにせよ、どこの国でもその国を治めている連中と世間との溝はとてつもなく深いものなんだろう。

ずっと見ていて、あの日本の総理大臣は小学生が将来「総理大臣になりたい」と言った(今は違うのかな)そのままの感じがする。

要するに小学生レベルの総理大臣という感じだ。

小学生レベルというと、先日思わず笑ってしまったのが「北の汚物風船」だ。

これ、正に小学生のいたずら程度の事なので、本当に笑ってしまった。

僕らが子供のころ田んぼのあぜ道に点在する「肥溜」に石を投げては遊んでいた、あの70年も前のことを思い出す。

それをまじな顔をして張り切って正しい事をしている、などというような事を言う国のトップ。頭の中、どうなっているんだろう。

結局「お前のかあちゃんでべそ!」くらいの考えで人々が苦しんでいるのだったら、たまったもんじゃない。

やっぱりテクノロジーも進歩し、なんでも便利になり、とてつもない速さで東京から大阪まで行けるようになり、ミサイルはどんどん遠くまで飛ぶようになり、いろんなところで人間の人間たるところは確実に失われていくような気もする。

いや、決して不便が人間らしさを維持するとは言っていない。

僕らは常に進歩、進化の恩恵を受けてきたけど、何にせよ両面を知る、という事が大切な事なんだろうな、という事はつくづく感じる。

「書を捨てよ、町へ出よう」という有名な言葉もあるが、政治に携わるものには

「欲を捨てよ、町へ出よう」がぴったりだ。

でも残念ながら町でも欲のかたまりになるんだろうなぁ、あの人達。

明日から安中に出掛けます。

そこでニュース。安中の住宅にクマ出没。

お酒大好き、心臓を始めとする病のエキスパート、その上バイタリティ溢れる友人が注意喚起をしてくれました。

すかさず「ディズニーランドではクマがバンジョー弾いています」

と返しておきました。