Irish Music その25

Killavil/Paddy Canny’s/Drag Her Round the Road/John Brady’s (Jig/Reel)

★  Killavil

“比較的有名なジグだ。Killavilは、かのMichael Colemanが生まれた場所。Co.Sligoにある”

★  Paddy Canny’s

“前曲とのつながりが良く、Tipsy House時代からやっていた曲で、とてもムーディな響きがある”

★  Drag Her Round The Road

“ジグからリールと、リズムが変わるが、音の関連性があるため非常にスムーズに繋がる。これもTipsy House時代から組んでいたセットだ”

★  John Brady’s

“僕らは最後にこれを付けてみた。Gの曲だが、頭からCで始まる。ただ最初の一発がCであるだけなので、そんな時リード奏者は伴奏者にCと伝えるがすぐにその次のGを把握するかが伴奏者の度量である。ましてや聴いたことが無かったりしたら、勘で行くしかない。しかし次のパートでは、もう勘では許されない。確固たる理由が必要となるため、曲の把握は即座におこなわなくてはならない。伴奏者の難しい、そしてやりがいのあるところだ”

 

Sgt. Early’s Dream/Blocker’s/Dan Breen/ Palmer’s Gate

★  Sgt. Early’s Dream

“いつ覚えたか定かではないが、多分Dale Russの演奏で聴いたのが最初だったか、それ以前から知っていた曲かもしれない。マイナー調のとてもいいメロディの曲だ。

★  Blocker’s

“これは明らかにDaleのセットで覚えた。この繋がりはとてもいい。ただ、これを書いたのはTipperaryのフィドラー、Sean Ryanで、オリジナル・キーはGらしい。その後なぜかFrankie GavinがDで演奏してからそのキーで知られるようになった、ということだが、僕らもDでやっている。とにかく前曲との繋がりがいいのだ”

★  Dan Breen

“West Clare Reelとしても有名な曲。僕らはAmとBmの両方でやっている。この曲に関して僕は、かの名曲「Summer Time」でよくつかわれるコード進行を利用している”

★  Palmer’s Gate

“LeitrimのJoe Liddyのペンになる曲。Darvishの演奏で有名かも知れない。Maj7thが多用できる若者向きの曲のような気がする”