Casadh An Tsugain (Set Dance)
- Casadh An Tsugain
“An Suisin Banという曲だが訳すとWhite Blanketとなる。最初この曲を見つけたとき、どこかで聴いたことのある曲だと確信した。そこで思いだしたのが70年代によく聴いていたBothy Bandのレコードだ。Micheal O’Domhnaillの何とも言い難いほどの素晴らしいボーカルで聴いていたものだ。しかし、セット・ダンスとしてはあまり馴染みがなかった。どこかで聴いたような気もするが。そこで、僕らは彼のボーカルのスタイルからセット・ダンスに持っていこうと考えた。スローで演奏すると、とても美しいメロディがひきたつし、そのあとのセット・ダンスもうんと可愛らしく聴こえてくる”
The Coolin/An Chuilfhionn March Air/Polka
- The Coolin
“古いエアーで元々ハープ曲らしいが、僕はBreda Smythから習った。確か、元の大阪サンケイ・ホールの楽屋で急に「これやろうよ。とても有名な曲で、最近みんながやっている」と言って弾き出した。出番の5分ほど前だった。フィドルで弾いても、ギター曲にアレンジしても素晴らしい曲だ。有名な曲なので僕もメロディは知っていた。彼女はこの後The Boys of Malinに持っていった”
- An Chuilfhionn March
“多くの人の間で、MarchなのかPolkaなのかが討論されている。僕は多分Tina LechからPolkaとして習った、という記憶がある。もちろんMarchとして演奏する人もいる。メロディはとても可愛らしく、どちらのリズムで演奏しても楽しくなるような曲だ。
これは、まさしくThe Coolinのメロディをもじったものである。Coolinのアイルランド語表記もAn Chuilfhionnである。もちろん多くの例にもれず沢山の別なタイトルも存在するが”
Above and Beyond/Mickey Callaghan’s Fancy (Slow Reel/Hornpipe)
- Above and Beyond
“Diarmaid Moynihanが両親のために書いたとされる非常に美しいリール…と呼ぶよりエアーといったほうがいいかもしれない。彼はCalicoというグループのメンバーであり、又いい作曲家でもある。彼らのCelanova Squareというアルバムは僕のお気に入りの一枚だった。日本のわらべ歌にも通じるところがあるような抒情的なメロディだ”
- Mickey Callaghan’s Fancy
“この曲はアンドリューのお姉ちゃんであるMaryさんがよくやっていた。僕らもFでやったりGでやったりするが、CalicoのセットとしてやるときはGで演奏する”