土曜日。今日はここから車で30分ほど北へ行った町、カーローで毎週開かれているフード・マーケットに連れて行ってもらった。
アイルランドのどこの景色とも同じように、またまた牛や羊を見ながら予定どおりカーローに着いた。
決して大きなマーケットではないが、オーガニックの野菜やスウィーツ、パン、はちみつ、ハーブ類、魚等いろいろある。
僕らはミックスサラダの大きなパックを買った。日本の半分以下の値段だが、オーガニックだし、ひょっとすると3分の1位の値段なのかもしれない。
あとは立派なネギ。九条ネギのような感じ。美味しそうな玉ねぎ。
オリーブオイルもなんだかすばらしそうだったが、買いすぎるのも何だし、やめておいた。
目を引いたのはスコーンやスウィーツを売っている屋台。(こんな書き方でいいのだろうか)
ここで特大のスコーンを2個と、これもなかなかに大きいピースのオレンジケーキとチョコレートケーキ、しめて6ユーロを購入。
日本ではこの大きなスコーンと紅茶で600円が妥当な値段だろう。
全てに材料費が高すぎるのかな。希花さんですら、アイルランドにいると気軽にお菓子でも作ってみようかな、と思うらしい。
つい先日もクッキーらしきものを焼いていたが「あー、先にオーブンをあっためりゃいいのに。あー、今のうちにそのボウルを洗っておけばいいのに」なんてついつい口に出しかけたが、怒られると困るのでやめておいた。
それでも出来上がりは上々。本人曰く、日本ではお金がかかりすぎて作る気にならないそうだ。
ともあれ、帰ってから早速サラダを食べてみたが、こんなに美味しいサラダを食べたのは初めて、というくらい美味しかった。
かくしてサラダの違いがわかる男の出現。
有意義な1日を過ごさせていただいたのは、なんと偶然にもこのCo.Carlowに、それも近くに住んでいるレイコさんのおかげ。
覚えておられる方もいるかもしれないが、パディ・キーナンが2010年に日本にやってきたときに東京のワークショップで通訳を担当してくれた女性。今はこのカーローでフェルトのお店を持ち、世界的に活躍している人だ。