10月にNoel Hill が日本にやってきます。初めての日本ということにはちょっと驚いています。
これだけの名演奏家が日本にやってきていないというのも意外なことなのですが、昨今の来日アイリッシュ・ミュージシャンの誰もが聴いてきた人物です。ただ、日本ではバンド・ブームのようになってしまって、この音楽もイベントのための音楽みたいに考えられている筋があります。
なので、先のFrankie Gavin & Paddy Keenan同様、名前すらも知らない若い人がいることも事実です。
彼がゴールウェイの雨の中、アパートにやってきて「なにやろうか?」とおもむろにコンサルティナを抱えると、飛び出してくる音はまるで嵐のようです。
15〜6曲、軽くリハーサルをして、帰って行きました。
本人も相当楽しみにしているようです。多分「寿司」を食べるのを。
日程に関しては別な案内で確認することができます。
初来日です。また来るかどうかはわかりません。
この機会を逃すとアイリッシュ・ミュージックの一角が抜け落ちます。(あくまで僕の独断と偏見に満ちた言い方)
しかし、ぜひ足をお運びになることを勧めます。