Irish Music その101

久々に書いてみようかな、という気になった。今まで何曲のレパートリーを載せたのか、もう分からなくなってきているので、一項目1曲にしたほうが良かったのかな、と思いつつ、やっぱり何曲かまとめて、を基本にした方がいいか、という結論に達した。

今回はまずこの曲から。

★Johnny Cope (Hornpipe)

この曲はまず、Noel Hillがやろうということで持ってきた曲だ。なんとなくは聴いたこともあるし、タイトルも知っていたものだが、なにせ6パートのどこも似たような、それでいてちょっと変わった曲なのでもう忘れていた。彼自身も長らく演奏していない曲なので、やりながらどうもこんがらかっている様子だった。彼とのツァーも終わり、Dale Russにこれをやろう、とメールしたら、「俺の心を読んでいるなぁ。最近やり始めたところだ」というメールが返ってきた。スコットランド発祥の古いパイプチューンのようだ。どこかくせになるような曲である。また、ギタリストにとってはとても深い考えが必要な曲でもある。

 

★Geese in the Bog (Jig)

別名、Lark’s Marchと呼ばれる5パートのジグ。パートによってはほとんどLark in the Morningと言える。実際、これも8パートのバージョンもあると言われているし、同じタイトルで似たようなものもあるが、僕らはこのバージョンが好きなので敢えてこれを選んだ。