Irish Musicその120

Grey Owl (French – Canadian)

非常にキャッチーなメロディを持った曲だと思うが、フレンチ・カナディアンの別名Metis Tradという情報以外、いつごろ書かれたものか、誰か書いた人が居るのか、どうやって伝えられてきたのか等の情報が今のところ見つからない。

因みにMetis と言うのはカナダ・インディアン(いわゆるFirst Nations)とヨーロッパ人との間の混血民族ということだ。

アイリッシュ・チューンとは全く異なった感がある。フレンチ・カナディアン系の人をはじめBruce Molsky、Molly Tuttle、など、多くの人達が演奏している。

実際、あるグループのコメントで    Bruce Molskyに習ったものだが、あまりにいい曲で僕たちは20分間も演奏し続けた、とあったがそれくらいに名曲だと言える。

いろいろ調べていたら1942年生まれのフレンチ・カナディン・フィドラー、John Arcandの作、という記述も出てきたが定かではない。そうだとしても、おそらく、Tradからヒントを得たものかもしれない。