2018年アイルランドの旅 18 カーロウ

724日(火)晴れ。今日からはしばらくここ、バグナルスタウンでゆったり過ごす。天気もやっとアイルランドらしくなりそうだし、少し雨も戻って来そうだし、雨の合間をぬっての庭仕事にはもってこいの様子だ。

町のインディアンレストランが火曜日は半額セールをしているので食べに出かけた。

先週も火曜日に行っているのでよほどケチだと思われているかもしれない。

しかし半額は太っ腹だ。

725日(水)快晴。夜、キアラン君の友達のパブにジョンと出かける。シンギングセッションがあるからだ。地元の人たちに加えて今日はアメリカから何人か歌好きが来ているというので飲みに行くついでになんか歌ってくるか、くらいのノリだった。

なんかぐちゃぐちゃだったけどなかなか面白くて4時間ほど歌ったり演奏したりして帰って来た。

月が、昨夜もそうだったが明る過ぎて眠れないくらいの夜だ。

今日くらいは少し雨でも降るかと思ったが、一体どうなってしまったんだろう。

726日(木)少し薄日がさす曇りで冷たい風が吹くアイルランドらしい天気。だんだん風が強くなって来たがまだ雨が降りそうな気配はない。

デイブ・シェリダン達とカーロウでセッション。とてもいいセッションだったので終わったのが午前3時過ぎ。

店からはいくらでもフリーでギネスが出てくる。もういい、と言っても「じゃ、ハーフパイントにするか?」と店の人が言う。

インド人も太っ腹ならアイリッシュも太っ腹だ。最もアイリッシュの太っ腹は飲むことに関してだけだが。

8時から演奏を始めて約7時間半。帰りにデイブの家に寄ってまたまた一杯。バグナルスタウンに戻ったのが午前4時過ぎ。

ドアを開けると2匹がニャーニャー。

早く寝ようって。猫、起こしておいてからに。

727日(金)曇り。さすがに早起きはできなかった。10時。猫は声がかれている。お腹が空いてなきすぎたんだろうか。

とりあえず食事をさせて、こちらも定番の紅茶を飲む。

どうしても夜遅くなると一日が早く過ぎてしまって勿体無いが、こう思うのも歳のせいだろう。

昼過ぎにキアラン君のお兄ちゃん、デクラン君と電話で話す。彼は東京に住んでいて、日本語が堪能、なんてものじゃなく、僕らよりも漢字もことわざも、さらに、いわゆる俗語まで、本当によく知っている。

ほとんど外人とは思えないほど流暢に、早口で日本語を巧みに操る彼のことはもうすでに書いているかもしれないが、2002年に僕は日本で会っている。

そんな彼と電話でキアラン君を交えて話すととてもややこしい。キアラン君しょっ中キョトンとしっぱなし。

ところでまた天気の話だが、遅い午後になってやっと雨らしい雨が降っている。雨が降ると庭の緑が綺麗に輝く。

今日は早く寝なくちゃ、と思ったがもう11時。昨日に比べりゃうんと早いか

7月28日(土)曇りのち晴れたり雨が降ったり、また晴れたり。昨夜はずっと雨が降り続いた様子だ。窓を開ければ、メリケン波止場は見えないが、冷たい空気を感じる。

先々週あたりは僕らにとっても人の出入りが多かったり、いろいろな場での演奏があったりで疲れたし、キアラン君の疲れもピークに達していたので今週は結構ゆっくり過ごすことにしている。

特筆すべきこともさしてないので、ここらで写真を少し公開してみよう。

と言ってもほとんど猫だ。

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地元の新聞に載った演奏中の写真もついでに。

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