Irish Musicその135

Sunny Hills of Beara / Fox in the Thatch   (Jig)

この2曲のセットはTony O’Connellの演奏から学んだ。2曲はほとんどのケース、セットで演奏されることが多いようだ。どちらもJohn Dwyerの作。Bearaは世界で最も美しい景色のひとつと言われる、ケリーやコークが見渡せるエリア、そう、トニーが犬の散歩で連れていってくれた壮大なエリアのこと。曲も美しいメロディを持っている。2曲目に関してはなかなか興味深い味わいのある曲。どこがどうの、ということはないが、ごく普通のトラディショナル・チューンのようにして始まり、Bパートでなんとも形容のし難い変わった、それでいてトラディショナル・フィーリングに満ち溢れたメロディを展開する。

そして、Arty McGlynnが実にツボを得たコードワークを聴かせてくれる。

他にもDwyer自身とEdel Foxのデュオで聴くことができる。TonyのアルバムではフィドルにBrid Harperが入っている。